Debian(etch)向けのEthna-2.5.0-preview2パッケージ

パッケージ管理はaptにお任せした方が幸せになれますよ。たぶん。
…という訳で、Debian(etch)向けEthna-2.5.0-preview2のdebパッケージを置いておきます。

インストール方法

sources.listの追加

/etc/apt/sources.listに以下の行を追加してください。

deb http://www.brownmush.net/pub/packages/debian/ ./
deb-src http://www.brownmush.net/pub/packages/debian/ ./

続いて以下のコマンドを実行します。(aptitudeを利用する方はapt-getをaptitudeに読み替えてください)

# apt-get update
インストール

以下のコマンドを実行します。

# apt-get install ethna

途中で以下のメッセージが表示されるので、yを入力して先に進んでください。

WARNING: The following packages cannot be authenticated!
  ethna
Install these packages without verification [y/N]? y

以上でインストールは完了です。

インストール時の注意

phpがインストールされていない環境で上記コマンドを実行するとデフォルトでphp4をインストールしようとするので、php5を利用したい場合は以下のように明示的にphp5を指定します。

# apt-get install ethna php5 php5-cli

ソースの入手

パッケージをrebuildしたい場合は以下のコマンドでソース一式を入手してください。

# apt-get source ethna

パッケージを直接ダウンロードする

apt経由ではなくdebパッケージを直接ダウンロードしたい方はこちらからどうぞ。

URL
http://www.brownmush.net/pub/packages/debian/

依存関係

以下の依存関係を張ってあります。

PEAR依存しなくなったんじゃないの?というツッコミがありそうですが、EthnaクラスがPEARクラスに依存しなくなった…という意味なので、少なくともEthna_PearWrapper.phpPEARを呼んでいる以上、PEARを入れないとethnaコマンドが動きません。


あと、ethna add-projectを実行すると、デフォルトでPEAR::DBを利用するので、php-db(いわゆるPEAR::DB)をdependsするかが悩ましいところなのですが、このパッケージではRecommends扱いにしました。もし、PEAR::DBが必要なら、下記のコマンドでインストールしてください。もちろん他のDBアクセスレイヤーを使用しても構いません。

# apt-get install php-db

その他

  • パッケージングの都合上、ソースに以下の修正を加えてあります。patchはソースパッケージに含まれます(dpatch形式)
    • smartyのpathをetch向けに変更
    • phpバイナリのpathをetch向けに変更
    • Ethna本体のテストケース及びコマンドの削除
  • Ethna_PearWrapper.phpはパッケージを分割してphp-pearに依存関係を張るようにしたり、DB周りも同じような考え方で分割したり等、改良の余地はあると思いますが、その辺りは正式リリースになってから考えます:)